エアコンパネル(修理)



 エアコンの操作パネル、新品で購入するとかなり高価な物です。そこで、ダメもとで自分で修理してみませんか?私の場合は自分で修理して直りました。だいたい皆同じような不具合が出ているようなので、概ね直るのではないかと思います。
 分解して分かったことは、ものすごく単純な作りだったと言うことです。おそらく車両側では複雑な制御を行っているのでしょうが、このパネル自体は特に特殊な作りではなく、基本的な素子のみで構成されていました。故障の原因は、接合部の半田の経年劣化による接触不良でした。


パネル裏側
 エアコンパネルを車から外します。外し方についてはエアコンパネル(新品交換)の項を参照下さい。左側の写真は、エアコンパネルの裏側です。赤○の部分2カ所のねじを外します。
サブ基板
 ねじを2本外すとコネクタが付いているサブ基板が外れます。元に戻すときは、赤○内のサブ基板の出っ張りと、ケースの溝が合うように組み付けてください。
半田面
 サブ基板を外すと、メイン基板の半田面、サブ基板の半田面が見えます。この写真の青い四角で囲った部分ですね。この部分の半田付けしてある部分を全て半田付けし直します。面倒かもしれませんが、回路図がないのでパターンを追っていって壊れている箇所を見つけだすより、全て半田付けし直した方が早いです。笑
 写真中の赤○ですが、これは最初に外したねじが通る部分のスペーサーになります。このスペーサーはただのっかっているだけなので、すぐに外れます。なくさないようにしてください。
 全て半田付けが終わったら元に戻して動作確認をしてください。直れば儲けもんです。
 尚、この作業についての一切のクレーム、事故等に関して、当方は一切の責任を負いません。