エアロトップ補強



 エアロトップは屋根を外せる構造のため、その分の補強が必要です。そのため、ノーマルルーフやサンルーフ仕様の車とはボデーの作りが若干違います。
 今回、当HPを介して知り合った、ななさんのご協力の下、前期型エアロトップと後期型エアロトップの補強の違いを比較してみようと思います。
 大まかに言うと、最前期のエアロトップには、ドアの所にボディに止める爪がありません。その代わりに、リアのサイド内張り内とリアショックの間に補強が入れられています。


エアロトップ
 これは後期型のエアロトップのドアの部分です。皆さんお馴染みですよね。ドア側に爪(写真左)が付いていて、ボデー側にその爪を受けるための穴(写真右)があります。
エアロトップ
 これは滅多に、と言うか絶対に見ることが出来ない部分です。リアフェンダーを切断しないと見えません。これは何かと言いますと、爪の受けの部分なんです。外から見るとただの穴のように見えますが、内部はこのようなステーになっていたのです。ちょっと見にくいかもしれませんが、写真の左側ギリギリの部分に受け側の穴が見えますよね。
エアロトップ
 そして、これが前期型エアロトップのドアの部分です。爪も受けの穴もありません。冒頭で述べたように、ドアの部分に補強を入れずに、リアのサイド内張り内とリアショックの間に補強が入れられています。

資料提供 ななさん