ボンネットオープナー



品名
値段

ドアロックアクチュエーター

某ネットショップで690円

※今回この部品を取り付けたのは、平成3年式JZA70 BLMQZ(2.5GTツインターボR)です。


 スープラ仲間から、ボンネットのワイヤーが切れるという話しを聞きました。何と恐ろしい・・・70の場合はグリルが無いので、ワイヤーが切れたらボンネット切断?!
 ボンネット切断は何とか避けねばならないと思い、すぐに行きつけのトヨタの担当者へ電話。結果、廃盤・・・だよね・・・
 どうする?!他の車の物で代用できそうな物・・・20ソアラ・・・こちらも当然廃盤(´Д⊂ヽ
 どうする・・・


 ふとひらめきます。( ̄ー+ ̄)キラリ
 うちの70はトランクがスイッチ一つで開くように加工してあります。あのキットを使えばボンネットも開くのでは?!そう考え、某ネットショッピングで検索。早速注文!それがこれです。「トランクリリースキット」1920円。
 早速取り付けます。ワイヤーの調整が面倒ですが、何とか設置完了。仮動作もOK!
 しかし、ボンネットを閉めて作動させようとすると・・・力不足で開かず・・・(´Д⊂ヽ
 いろいろ調べてみると、このシステムで使われているものはソレノイドコイルというものであることが判明。だったら強力なソレノイドコイルを買えば良いじゃん!
 と言うことで買ったのがこれ。某ネットショッピングで最も力のありそうな物をポチッとな。1150円也。
 しかし、届いてみるととても貧弱・・・さすがにボンネットを開けるには力不足だろうと思いつつも設置してみる。予想通りぴくりとも動かない・・・(´Д⊂ヽ
 もう諦めよう・・・でもワイヤーが切れたら・・・
 なにか代用できそうなものはないか探しまくったところ、ありましたよ!その名も「ドアロックアクチュエーター」。後付けキーレスを付ける場合、集中ドアロックではない車に取り付ける汎用のアクチュエーターです。しかも、このアクチュエーターのパワーはかなりすごいことが判明。これでダメならもう諦めよう・・・
 ということで、某ネットショッピングでポチッとな。690円也。安すぎないか!?本当に大丈夫か?!
 ダメ元で取り付けました。ステーの加工が必要でしたが、付属のステーが簡単に曲がる柔らかい物だったので、簡単に加工完了。
 全体の取り付けイメージはこんな感じです。
 アクチュエーターの部分のアップです。実車あわせでステーを曲げて強引に取り付け。
 ところで、耐熱は?防水は?・・・知りません(爆)
 私は雨の日には乗らないので防水は良いとして、オイルクーラーとラジエターに挟まれたこの場所で、このちゃちなアクチュエーターがもつのか・・・知りません(爆)
 壊れたら690円なのでまた取り替えます。(笑)
 アクチュエーターとボンネットのストライカー部分は付属の金属棒でつなぎます。この棒はものすごく固い(;^ω^)
 ストライカーに引っかけるような感じで棒を曲げます。スペース狭いし、棒は固いし、下手すりゃ純正ワイヤーが切れてしまう(;^ω^)
 写真赤丸の中にある光っているものが、その棒です。U字型に曲げて引っかけました。
 そしていよいよ仮動作。最初に取り付けた「トランクリリースキット」の時とは動作の音が違う!何とパワフルな!これは行けるぞ!
 行けるという前提で、インパネにスイッチを設置。配線はリレーを使って配線しました。配線工程は・・・省略です(;^ω^)
 そしていざスイッチオン!→「カチカチ」→開かない!
 何と言うことだΣ(゚д゚lll)ガーン
 試しにエンジンを始動させてからのスイッチオン!→「ボコッ」→開いた!
 エンジンをかけた状態であれば100%稼働します!
 やった!これでいつでもワイヤー切れて良いぞ!って、その前にアクチュエーターの耐久性の問題があるから、やっぱりワイヤーは切れてしまってはダメだ(;^ω^)
 アクチュエーターの耐久性は追々見ていこうと思います。

 ここまで試行錯誤しながら、無駄な買い物と無駄な時間を使い、構想から1か月で完成!結論は、「ドアロックアクチュエーター」690円で解決!と言うことになりました。

 追記:エンジンをかけた状態であれば作動するのですが…走行後、エンジンが熱い状態だとダメでした…
 はやり熱には弱いようです。しかし、しばらく放置し、エンジンが冷めてくれば正常動作に。同じような部品で耐熱の物があれば良いのですが…
 と言うわけで、耐熱性のある部品の情報、お待ちしておりますm(_ _)m