ECU(エンジンコントロールユニット)修理



品名
品番
値段

電解コンデンサ

@220uF,10V,105℃(純正品)
購入品は 220uF,16V,105℃

60円

A100uF,10V,105℃(純正品)
購入品は 100uF,16V,105℃

60円

B33uF,35V,105℃(純正品)
購入品は 33uF,50V,105℃

60円

C47uF,63V,105℃(純正品)
購入品は 47uF,100V,105℃

59円

D15uF,35V,105℃(純正品)
購入品は 15uF,50V,105℃

37円

※今回この部品を交換したのは、平成3年式JZA70 BLMQZ(2.5GTツインターボR)です。


 コンピュータが故障しても、新品もリンク品ももうありません。色々なサイトで紹介されていますが、故障の原因は電解コンデンサの液漏れです。今回、初爆が無く、エンジンがかからなくなったので修理にチャレンジしました。
上の購入部品で、純正品と購入品が違うのは、純正品と同じ物が売っていなかったからです。容量さえ同じなら耐圧は純正以上であれば問題ないだろうという判断で購入しました。実際、修理したらエンジンは無事にかかり、問題なく走っています。
部品の購入は、秋葉原など電子部品を扱っている所であれば売っていると思います。私は地方に住んでいるので、ネット通販で購入しました。ネット購入ですと、最低販売ロットが5個なので、上の金額×5になってしまいますが、秋葉原まで行く交通費を考えるとはるかに安いので良しとします。
尚、今回の修理に関しては、まままさんに大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

※ この修理は半田ごてを使い自分で部品交換をします。修理される方は自己責任の下でお願いします。この修理に関しての一切のトラブル・苦情はお受けいたしかねます。

車両からコンピュータを外してきたらまずユニットを分解します。赤丸内のネジを4箇所外します。
ユニットをひっくり返して・・・ネジを5本外します。
ふたを外して、基板をとめているネジを外します。上の写真(5本ネジを外した側)の基板だけ外せばOKです。
基板をそっとはがします。上下の基板はフラットケーブルでつながっているので無理に引っ張らないようにしましょう。
基板を外すと、コンデンサが5個あります。この全てを交換します。
尚、図中の番号は、購入部品の番号と一致させてあります。
@Aのコンデンサのアップです。
BCのコンデンサのアップです。
Dのコンデンサのアップです。
これらのコンデンサを、半田ごてを裏側に当てて外します。その後、半田吸い取り線などできれいにして新しいコンデンサをつけて終了!尚、半田を吸い取るとき、スルーホールをはがさないように気をつけましょう。あまり長時間熱を加えているとスルーホールがはがれてしまいます。
作業自体、始めてしまえば1時間もかかりません。車両への脱着のほうがよほど面倒だった・・・(;^ω^)