リアハザードポジションシステム



 スモール点灯時に、ウインカーにもポジション機能を持たせた物が市販されています。当HPでも、USウインカーキットとして紹介しています。しかし、このユニットは結構高いので、何とか自作できない物かと色々と考えておりました。とりあえず手始めに、リアのウインカーを加工してみました。なぜリアか。私の車はリアのウインカーのソケットがシングルからダブルに交換してあり、スモール点灯時にポジション機能を持たせているためです。これについてはリアハザード点灯で紹介しています。しかし、このリアハザード点灯、ウインカーを作動させてもポジション機能は残ったままで、「暗く・明るく・・・」と言う点灯パターンです。これを何とか、ウインカーを作動させたときに、「消灯・点灯・・・」とできないかな、と思い、今回の回路を作成いたしました。


上の回路図をクリックすると拡大図が見られます。
 これが今回作成した回路図です。赤で囲った部分を作成しました。簡単に回路の説明をします。ポジションに接続することにより、スモール点灯時に電源が供給されます。ポジションは今回はテールから取りました。ポジションから取った配線をリレーに入れ、その出力は点灯させる電球に接続します。今回は後付けのダブルソケットの5W側に接続しています。この辺は後ほど説明します。さらに、ウインカーから信号を取り込み、ウインカー作動時にはリレーがオフして、ポジションの電源を遮断するようにしています。
 これが今回作成した回路です。たったこれだけです。リレーは以前あき♪さんにもらった物、基板・ケース・電解コンは会社のゴミ箱で拾った物です。(笑)
 リアハザード点灯の頁でも紹介していますが、この赤丸内のウインカーのソケットを交換します。通常はこのソケットはウインカー用ですのでシングルソケット(電極が1つだけ)になっています。それを、ダブルソケットに交換します。ダブルソケットとは、テールなどに使われている物で、1つの電球に2つのフィラメントが入っている物用のソケットです。ソケットは1つだけれど、2種類の電球が付いていると考えてください。
 ダブルソケットに交換したら、その配線を行います。ダブルソケットは5Wと21Wになりますので、21Wの方(図中の黄色線)はソケットを交換するときに切断した、既存のウインカー線に接続します。また、このウインカー線には作成回路のウインカー信号入力(リレーのコイル側)も接続します。この写真の@と回路図中の@を接続してください。
 次に5Wの方(図中青線)は、回路図中のAに相当しますので、リレー(ポジションにつながっているリレーのスイッチ側)に接続します。あとは、リレーの反対側を車輌側のポジションに接続し、GNDを接続して終了です。
 説明が下手で分かりにくく、すみません・・・
 こんなイメージになります。