ウインドウがたつき対策



 窓を開けて走っていると窓ががたつく方って結構いらっしゃいますよね。 私のも例外ではありませんでした。本来、完全に直すのであればレギュレータを交換しなければなりません。 しかし、これでは結構お金がかかってしまうのでとりあえず、一時しのぎになってしまうかもしれませんが 自分でできるだけやってみようと思いました。
 70はハードトップで、しかも窓がものすごく大きい。やはりこういう車は窓のがたつきは避けられないもののようです。


ドア内張
 赤○、青○、黄色○、緑○、紫○で囲まれているところが内張を外すためのねじです。また赤丸塗りつぶしは 裏面につめがついています。
赤○
 赤○の部分のアップです。プラスドライバーで外します。ねじは全部で5本あります。
青○
 青○部分のアップです。ここにはプラスチックのカバーがついています。(写真左側) 小さいマイナスドライバーなどでこじってあげると簡単にカバーははずれます。(写真右側)ここのねじも外しましょう。ねじは2本です。
黄色○
 黄色○部分のアップです。ここもカバーがかかっています。これもマイナスドライバーなどでこじれば簡単にとれます。 ただ、慣れないとこのカバーを傷だらけにしてしまうことがあるので気をつけてください。2本のねじでとまっています。
緑○
 緑○部分のアップで、ドアノブの部分です。ここの中にねじが一本とまっています。このねじを外してください。 その後、プラスチックの部分を外すのですがコツがいります。ドアノブを上に持ち上げながらプラスチックの部分を持ち上げて外します。
紫○
 紫○部分のアップで、ドアロックの部分です。ここは難関です。金属製のつめでとまっているのですがそのつめがすぐに折れちゃうのです。 つめが折れるともちろんこのドアロックのカバーはつきません。共販で買ってもそんなに高いものではないのですが、しょっちゅう内張を 外している私は面倒なので接着剤で内張に張り付けてしまいました。これなら折れる心配も落ちる心配もありませんからね。写真は内張に カバーを張り付けた状態で内側から撮った写真です。
つめ
 赤○の塗りつぶしてある部分のアップです。前側1カ所、後ろ側2カ所がつめでとまっています。 ねじを外しただけでは内張ははずれません。このつめも外しましょう。このつめですが、内張を引っ張れば簡単にとれちゃいます。 しかし、あまり強く引っ張りすぎるとつめが折れるか、ドア内張側のつめの固定部分が壊れてしまうことがありますので十分気をつけてください。
 これで内張ははずせます。上に持ち上げながら外すと外しやすいです。
内側
 ドアの内張を外すとこんな感じになっています。ビニールがかぶっていますがこれは水が進入するのを防ぐ 役割を果たしていますのでくれぐれも破いて捨てないようにしてください。
 写真のように6カ所(計12本)のねじがあります。このねじはパワーウインドウのレギュレータや、ウインドウを固定しているものです。
ねじ
 上の写真の1〜6の部分のアップです。
 1の部分はウインドウを直接押さえる役目を果たしています。こことウインドウの間に隙間ができるときちんとウインドウを押さえきれずに がたつきます。このねじをゆるめ、ウインドウとの隙間を調節してあげましょう。(ねじのサイズは12mm)ただ、ここはうまい具合に行かない 場合が多いようです。調節するにもあまり余裕がないのです。
 2の部分はレギュレータを固定していますがあまりゆるんではいませんでした。一応増し締めしておきました。
 3の部分もレギュレータを固定している部分です。ここもあまりゆるんでいませんでしたが一応増し締めしておきました。
 4の部分はかなりゆるんでいました。手で回して回せるくらいにゆるんでいました。きつく締めましょう。
 5の部分もあまりゆるんでいませんでしたが一応増し締めしておきました。
 6の部分もあまりゆるんでいませんでしたが一応増し締めしておきました。
 こう見ると4の部分だけチェックすればいいような気もしますが、せっかく内張を外したのですから一応すべてのねじのゆるみを チェックしましょう。
 また、助手席も見ましたが助手席側はゆるみはほとんどありませんでした。やはり頻繁にウインドウのアップダウンを繰り返している 運転席側の方がへたり易いのですね。
 すべてチェックして内張を元に戻してがたつきを確認しましたが、完全には直りませんでした。しかし、今までとは雲泥の差です。 かなりがたつきは改善されました。完全に直すにはレギュレータ交換しなければいけませんね。しかし、ただでここまで直れば上出来 だと思います。試してみてください。
 尚、車によって個体差がありますので全く変わらない場合もあると思いますのでご了承ください。